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>鬼男くんが卵生だったら面白いなっていうかなり前の日記の話を未だ引きずっていた模様。
<note>
――その瞬間、秒針の刻む音が聴覚を支配した。
他のどんな音も聞こえない。無音だった。
俺は転がり出るようにして執務室を後にし、制止する獄卒たちの声も意に介さず地獄の最下層へと堕ちていった。
胸中を複雑な感情が渦巻く。ひきつれるような、切ないような、いとしいような。
駆けに駆けてたどり着いた最下層、その血の池エリアには、大方俺の予想通りの光景が広がっていた。
縦横無尽に亀裂の入った大きな卵、その下に眠るようにうずくまる―――鬼。
ひとつだけ予想と異なるのは、その鬼が青鬼だったということくらいか。
俺は着物が段々と重くなっていくことにも気付かず、鬼のもとへと血の池地獄に歩を進める。
今にも壊れそうに弱弱しくうずくまる青を、俺はたまらず抱きしめ、そしてそぅっと横たえた。
顎に手をかけ上向かせ、慎重に血を拭ってやる。ああ、なんてきれいな青鬼。
目蓋に触れれば、それはふるえながらゆっくりと持ち上がった。
グリーンとゴールドの瞳が、虚ろにこちらをとらえる。
――非の打ちどころがない。こんなに心を乱す鬼を、俺は知らない。
"決めた。君は絶対俺のそばにおく"
小さく言ってやると、一度だけ小さく瞬きをした。
"とにもかくにも誕生おめでとう、俺の――鬼男くん――"
気づけば俺は、無意識にそう呟いていた。
</note>
……てゆーのもありなんじゃないかと思ったわけです。※長いにも程がある。
産湯が血液とかさすが冥界。ちなみに卵からも噴き出しているので目も当てられません。
>話は変わりますが、サーチ様で更新日を最新にするように設定変更して頂きました。実を言うとこれ…よくわかってないんですが、どこかしらのコンテンツに何かしらうpすると自動的に機能するようになっていて、しかもそれが即時反映されるんでしょうか…?ですがどうもそういった感じではないようにも思われますし…。いえ、そうだった場合これ迂闊にうpできないかなぁと思っちゃったりしただけなんですがね;;こんなとこでぐだぐだ書いてないで管理者様に質問なりなんなりしろよっていう……でもお忙しいだろうなと思うとそうもいかないわけでして……えぇ、はい……あの、お忙しいところ本当にありがとう御座いました。※こんなとこで言うな
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